メロディック妹メタル by karimono

エロゲって、大昔にやっていたんだけど、Leaf とか Key の盛り上がりは遠目に見るだけだった。そんなシーンで、劇伴音楽のアレンジを熱心にやっていたらしい、この方のオリジナル曲。

劇伴アレンジもたくさんあがっているが、思い入れを共有できないのでそれらに関しては何とも言いようがない。しかし、MEIKO に歌わせたこのオリジナル曲はとても良い。I've サウンドあたりのエロゲ曲的なクリシェを盛り込んだプログレ変拍子が自然につながっていき、7分強の時間を全く長く感じさせない。プロの所業とはこのようなもののことを言うのです。

また歌詞に関しても、初音ミクの登場を暗示するかのように受け止められる表現がいくつかある。往々にして、優秀な詩人というものは、なにかの予感をもたらすものだが、このときの karimono 氏もまた、その域にいたのかもしれない。